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2015/08/27

始業式

Tweet ThisSend to Facebook | by miyamaki
8月27日、2学期がスタートしました。
夏休みの宿題をいっぱい抱えて児童達が元気に登校し、学校に賑わいがもどってきました。

始業式では、学校長より子どもたちへ、次の様なお話がありました。

「友達であれば、知っているところはいっぱいありますね。
でも、知らないことはもっといっぱいあります。
『あしたも ともだち(作:内田麟太朗)』というお話があります。
仲良しのキツネとオオカミがいました。
いつも一緒に遊んでいるのに、オオカミがキツネと遊ばなくなります。
『ぼくより良い友達ができたのかしら・・・』
と悲しくなるキツネです。
実はオオカミは、怪我をした熊の面倒を見てあげていたのです。
それでキツネと遊べなかったのですが、優しい自分を見せるのが恥ずかしくてキツネに黙っていたのです。

やがてキツネはそのことが分かるのですが、知らなかったオオカミの一面を知って、もっとオオカミのことを好きになったことでしょう。
友達の知っているところともあるけれど、知らないところもいっぱいあります。知らないところには、その人の素晴らしいものがいっぱい詰まっています。
だから、人を見かけだけで判断することは間違っています。
もっと、知らないところを知る様にしましょう。そうすれば、キツネがそうだった様に、友達のことがもっと好きになり、もっと仲良しの友達になります。
友達の知らないところ、素晴らしいところをもっと皆が知ろうとするならば、きっと人を差別したり、いじめたりすることもなくなっていくことでしょう。
このお話に出てくるキツネの様に、友達の良いところを知る努力を、皆さんもしてくださいね。」

子どもたちがお互いの友情を深め合える2学期になることを、心より願っています。
2学期もよろしくお願いいたします。

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