朝の登校時のことです。
低学年の子が、帽子を落としました。
落としたのに気付いたのは、かなり歩いてからのことです。
登校班の皆が、立ち止まりました。
「どうしようか?」
「あっ、見えた。あそや!僕がとってくる。」
上級生の男の子が、そう言うとランドセルを下ろして、ぱっと走っていきました。
50M程後ろの道路に、黄色い帽子が小さく見えています。
全力で走って取りに行き、あっという間に帰ってきました。
「『ありがとう』って言うんやで。」
班長が、帽子を落とした子にやさしく教えています。
心のあたたかくなる、子ども達の姿でした。