薪小学校ハンドボールチームのページvol.1
女子チームは、予選リーグ第1試合で普賢寺(ふげんじ)小学校と対戦しました。公式戦という緊張(きんちょう)からか、立ち上がりはディフェンスが大きくくずされ競り合ったものの、後半に入ると積極的なディフェンスとエースのシュートが決まり出し勝利をおさめることができました。予選リーグ第2試合は、同じく普賢寺小学校に勝利し、決勝リーグ進出をかける桃園(とうえん)小学校と対戦しました。前年度優勝の桃園小学校との対戦は、どちらも積極的なディフェンスを見せなかなか点をとることができないきびしい試合となりました。その中、ディフェンスで有利に立った薪小学校が、わずかなリードを守り切り決勝リーグ進出を決めました。女子チームは、前年度に続いて2年連続の決勝リーグ進出となりました。
決勝リーグでは、第1試合で田辺小学校と対戦しました。前半は、せりあったものの、後半に入るとパスミスをカウンター攻撃で確実に点につなげられ、じょじょに差を広げられていき、ついに、敗れてしまいました。第1試合で敗れた薪小学校は、第2試合で田辺東小学校と対戦しました。優勝に望みをつなぐためには勝つことが必要な薪小学校は、前半から持ち前の確実なディフェンスから速攻につなげ見事に勝利を手に入れました。その後、田辺小学校が田辺東小学校を下し、全勝で優勝を決め、薪小学校は、準優勝となりました。6年生6名と4年生との混合チームで最後まで戦いぬいた姿には、みんな感動していました。(注:ハンドボールは1チーム7名で戦います。そのため、6年生だけでは、チームをつくることができなかったのです。)
一方男子チームは、5年生と4年生の混合チームで府大会出場権をかけた6年生リーグで対戦しました。自分達の持てる力をせいいいっぱい出したものの、6年生との体力やスピードの差はうめきることができず予選リーグで2敗し、7−9位決定リーグへ進みました。第1試合の大住小学校との戦いでは、相手チームのシュートがたった一人のゴールキーパーの顔面に当たり退場するという不運にあいながらもなんとか引き分けに持ち込みました。そして、最後の試合となった草内小学校戦では、持ち前の速い動きのプレーから得点を重ね、念願の一勝を手に入れることができました。総合順位では、得失点差で8位となったものの、来年につながる大きな一勝となりました。
大会は、田辺小学校女子チームと田辺東小学校男子チームがそれぞれ優勝し、6月28日に八幡市体育館で行われる京都府大会に出場することになりました。そして、2−9位のチームから京田辺市選抜チームをつくり府大会に出場することになり、薪小学校からは、女子3名と男子1名が選ばれました。また、男女3位までに入賞したチームは、「近畿小学生ハンドボール大会」の出場権(しゅつじょうけん)を獲得(かくとく)しました。
去年の3位入賞以来、少ない人数ながらみんなでがんばって練習をつづけてきたことがすばらしいものとなりました。今後は、近畿大会に向けて練習を重ね自分達の力を見せていきたいと思います。また、来年にもつながるものにしていけるとよいと思います。