2学期に行なったゆうゆうたいむの活動を紹介します。
2学期は、1学期や夏休みの活動報告を学年全員の前で発表した後、活動を進めることになりました。
そして、1学期から継続して活動して調査活動を進めるチームも多く見られましたが、新しい活動へと発展して来ているチームも多く見られました。ここでは、その中のいくつかを紹介していきます。
@自分たちで生ゴミから肥料を作り花を育てよう
環境を守る視点から、自分たちの家庭から出てきた生ゴミを学校へ持ってきて肥料を作り、その肥料を使って花を育てる活動をしています。
11月には、春に咲く花の種を校長先生にも手伝っていただき、花だんにうえました。自分たちの卒業式の時にきれいに咲いてくれるといいなと思います。
A薪の環境を新しい視点で考えてみよう
これまで、薪の自然環境について、植物や水生生物などから調査を進めてきました。そしてさらに新しい視点として「野鳥」を取り上げて見ることにしました。しかし、野鳥の観察は植物などに比べて技術的に難しい面があるため、野鳥の生息状況などについて調査をされている方を講師にお迎えしてお話を聞きました。その中では、「薪小の校区には、あまり見られなくなった野鳥も多く見られ、すばらしい環境です」と教えてくださいました。
B老人や障害のある人のための町作りについて考えてみよう
薪小では、本年度から障害児学級が開設されました。そこで、福祉関係を調べているチームは、実際に授業を見せていただいたり、担任に話をしていただいたりして学校での取組を調べました。
そして、学校の外では度のようになっているのかを調べるために、公共施設として近鉄新田辺駅と共同作業所を見学し、お話を聞きました。
このうち新田辺駅では、点字案内・音声案内をはじめ、まっすぐ進んで乗降できるエレベーター、身障者用トイレ、電車の乗降用の板など普段は気づかないところに工夫されていることを知りました。また、職員の方が協力して老人や障害のある人が電車を利用しやすいように気をつけておられることも知りました。
また、共同作業所では、実際の作業の様子を聞かせていただきました。自分の持っておられる能力を使って美しい織物やパン、手すきのはがぎなどを作っておられることや、多くのボランティアの方々に支えられていることを知りました。また、ボランティアの方々が生き生きと活動されているすがたを見ることもできました。