高学年は、表現(組体操)にむけて毎日のように練習を続けてきました。5年生は初めての組体操でとまどいもありましたが、お互いを思い合うことを身につけながら、曲に合わせてがんばってきました。また、6年生は、小学校生活最後の運動会を去年より一層よいものを作り上げようと取り組んできました。
みんな、どのようにしたら素早く、美しく、安全に技や身体表現ができるかをじっくり考え、悩み、互いに協力し合いながら作り上げてきました。
この組体操は、「人類と炎」という人類の発展の源をテーマに構成してきました。炎の持つその輝き・暖かさ・科学の進歩の源を身体表現と組体操で表現しました。
私達の祖先は嵐の山火事で焼きつくされた後の残り火の小さな炎におそるおそる近づき、炎を人間の生活に取り込むことができました。
人類の発展の第一歩を歩み始めたのです。炎は、私達を豊かな生活へと結び付けてくれました。明るさ、暖かさ、新しい食料、科学の進歩発展、さらに、人類の文化を編み出し、発展させていったのです。
人類は炎はしっかりつながり、工業が発展していきました。
しかし、おろかな人間のあやまちが起こる。戦争!戦争!
ついに、原爆が作られ、そして、投下された。
やがて、人々は立ち上がり、平和がおとずれ、炎を再び人類のために使っていくことを考えました。
協力の火、未来に向かって輝く火、永遠のともし火として、炎はこれからも私達人類とともに歩んでいくことでしょう。