平成11年度

自己の生活を見つめ主体的に生きる児童の育成


研究テーマ設定の理由


本校では、平成9年度より「基礎学力を身につけ、主体的に学ぶ、心豊かで行動力のある児童の育成」をテーマに、算数科の授業を通して基礎学力の定着をめざした授業作りに取り組んできた。導入を工夫することで児童のやる気を引き出し、一人一人の課題を明らかにしながら、支援のあり方や手立てについて考え、児童が自力解決できる喜びを感じられるよう授業改善を行ってきた。その結果、算数科の授業に意欲的に取り組もうとする児童が増えてきた。しかしせっかく獲得した学力も主体的に判断し、問題を解決していくための学力として定着させるまでには至っていない。そこで本年度は、子ども達の生活にも視点をあて、生活習慣を見直すことにより本校児童の課題にさらにせまり、健康的な生活習慣を形成する取組もあわせて進めることにした。このことを通して、児童の生活習慣を確立させ、基礎学力の定着を図る基盤作りができるのではないかと考え、上記の研究テーマを設定した。

具体的な研究推進<理論研究会・授業研究会を通して>

心と体の健康に関わる研究

学力の充実に関わる研究

総合的な学習の研究