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薪小重点推進委員会
「豊かな表現力を身につけた児童の育成」
ー国語力の充実と豊かな体験活動を通してー
昨年度は、「豊かな表現力を身につけた児童の育成」というテーマに迫るため、学力・共生・健康の3つの部に分かれて研究をした。学力部では、目標や手立てを学年ごとに立て、教師の得意分野や教科で表現力の授業研究に取組んだ。また、共生部や健康部の取組は、学習の基盤作りや学級経営の基盤作りを行う上で大変重要であった。取組の中で、教師が児童に表現力をつけるため、児童と一緒に考える機会を意図的に設けたことで、児童は恥ずかしがらずに表現する楽しさを味わうことができた。しかし、研究を重ねることで、各教科でのつけたい表現力に違いがあることが明確になった。また、本校の児童は、自分の思いや考えを話す力が弱い、人の話を聞き取る力が弱い、学力テストでは、語彙数が少ないがゆえに、書く力にも弱さが見られた。
そこで、豊かな表現力をつけるため、今年度は国語力の充実をめざし具体的な取組として教科「国語」を中心に、国語力をつける。
読書活動を活発に行うことで、「自ら本に手を伸ばす子」にしたい。読書活動を通して、価値観、感性、人間の根幹にかかわる部分の育成を行う。
また、豊かな体験活動を通して、感じる心を育て表現力につなげたい。
(めあてを持って学ぶ子)毎時間明確に示された学習課題を児童それぞれが意識し、意欲的に粘り強く課題解決する子どもを育てる。
(仲良く助け合う子)多様な考えや能力を持った子どもが共に学びあう中で、互いのよさに気づき、自らのよさにも気づき刺激し合いながら楽しく安心して高め合える子どもを育てる。
(たくましい子)児童それぞれが命の大切さに気づき、健康な体つくりや体力つくりに取り組める子ども、また、自分の弱さを克服する精神的に強い子どもを育てる。
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(1) 研究内容
国語力についての研修
国語の授業改善
(2) 研究方法および体制
重点推進委員会を中心に、全教職員が一体となって指導にあたる。
本校児童の実態(基礎学力診断テスト及びCDTテスト、日常の児童の様子等)を的確に把握し、全教職員で共通理解を図りながら日々の教育活動に取り組む。
校内の研究・研修を充実させるとともに、先進校の実践にも学びつつ、教職員の資質向上を図る。
(3) 平成18年度重点研究の具体的な取組
ア 国語力を付けることにより学力の充実・向上をめざす。
教科国語を中心に、聞く・話す・読む・書く力を付け、国語力の充実に努める。
他教科や朝の会でも国語力を付ける。
職員朝礼を減らすなど、担任が児童とともに居られる時間を増やし、学力充実の時間や読書活動の時間を増やす。
読書活動では、「自ら本を手にする子」を目指して取り組むことで、価値観、感性など人間の根幹にかかわる部分も育てる。
イ 豊かな体験活動を通して表現力を伸ばす。
生活科・総合的な学習の時間に豊かな体験活動を取り入れる。
体験を通して感じる心を育て、心の教育につなげたり、表現力につなげたりする。