絵画展公立幼稚園8園の作品が集まり、コミニティホールで開催される絵画展。
今年は新型コロナウイルス感染症感染防止対策を図りながら、各園での土日開催となりました。

5歳児が合同で制作した看板。遊歩道を散歩している方も「楽しそうですね」と声をかけてくれます。

お天気にも恵まれ、今年度は保護者の方が園に来てもらう機会が少ない中での貴重な園参観となりました。
子どもたちも、自分たちの作品や普段遊んでいるお部屋を紹介したくてとても楽しみにしていました。

今年も、「幼児一人一人の心を大切に」というテーマのもと、正面コーナーには8園の作品がそろいました。

毎日の生活や遊びの中でいろいろな素材に出会い、心を動かし、様々な方法で表現することを楽しんだ作品がたくさん。
担任の先生から、ひとりひとりの作品を描いている時の様子などを聞いて頂き、具体的に褒めてもらい、笑顔があふれる子どもたちでした。

普段の遊びの中での作品を展示した3,4歳児の「遊びのコーナー」「これぼくが作った!」「手も足も絵の具だらけやってん」と作品と写真を見て、楽しかった経験をお話しする姿も見られました。

5歳児の「小さな作品のコーナー」
友だちと思いを膨らませイメージを共有しながら一人一人が心をこめて作っています。

「あつまれむしのようちん」
一年を通していろいろな虫に出会い、育ててきた経験からイメージを膨らませた作品です
お家の人が来てくれて「楽しかった」って言ってもらいたいと5歳児がいろいろと工夫をしてくれました。

表示を作ったり。。。

階段を絵で飾ったり。。。

お部屋には、普段取り組んでいる折り紙や、製作物を展示しました。

各学年のお部屋でも、工夫して展示しています。

保育室の様子から、普段の姿が目に浮かびます。

「こんなにたくさん絵本を読んでもらってるんですね」と、なにげない環境に感心してくださいました。

3歳児もお父さんお母さんに自分の作品を紹介しています。
「幼稚園のおひなさん、いっぱいですごいね」と立派な7段のお雛様に興味深々。

いろいろな刺激を受けて、楽しい絵画展となりました。
翌日の連絡帳には、、
「園のあたたかい雰囲気の中、毎日大切に過ごさせてもらっているんだなぁと
感じ取れました。日々の幼稚園の生活がすべて良い思い出になっていると思います」と心温まるお言葉もいただきました。
これからも、ひとりひとりの子どもに寄り添い、「やってみたい」の気持を大切に、体も心も育てていきたいと思います。