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2011/04/12

「こころのブレーキ」の安全点検をしよう

Tweet ThisSend to Facebook | by おおすみ
「こころのブレーキ」の安全点検をしよう


「ブレーキ」って知っていますか?

 
自転車や自動車についています。スピードを出し過ぎた時や危険なときに
事故を防ぐためのブレーキ」をかけます。
 

 「えっ こころにブレーキなんてあるの?」
「こころのブレーキの安全点検ってなにするの?」
と思う人もいるかもしれません。                

 でも、「こころのブレーキ」は、ここにいる全校のみなさん、
だれもが持っているし、使っています。
 
たとえば、みなさんは、いたずらやよくないことをして、お家の人や先生に注意されたことがあると思います。
 こういうとき、「もうこの次からはこんなことをするのはよそう」と思ったり、考えたりします。これが「こころのブレーキ」です。
そして、なんであんなことをしてしまったんだろう」「どうして、あんなことをいったんだろう」「悪かった」「すまなかった」と反省します。
それが「こころのブレーキの安全点検」をすることになるのです。
 
みんなは、毎日の生活の中で「してはいけないこと」「正しいこと」などに
ついてたくさん勉強します。
 
自分は、よく注意されてだめな子どもだと思っている人は、実は、「自分が悪い」と思っているので、しっかりしたこころのブレーキがあるのです。
だから、悪いことをしたとき、ブレーキが働いて、とことんひどいことは
できないし、しないものです。こういう人は自分で気がついていなくても、
友だちにやさしくできるし、親切にできる人なのかもしれません。
もし、悪いことをやってしまっても、
後で、気になって心配になって、
もう悪いことをするのは、絶対にやめようと思う人です。
 
ところが、自分のしている悪いことに気が付かない人は、相手が困っていても悲しんで泣いていても心のブレーキがないので、相手が嫌がったり、
相手が困ったりしている様子をみて楽しんでいます。
 
困っている人の心の中はみえません。人は、困ったことがあっても、
心配事があっても、最初は、がまんして黙っていますから、みんなには
分かりません。
 
しかし、それが重なるにつれ、また、時間がたつにつれ、その困っている
こと、嫌だったことは、その人の顔や態度に表れてきます。
そのとき、こころのブレーキがしっかり働く人は、自分のせいかなあと
思って、悪いことやいたずらをやめます。
 でも、こころのブレーキが壊れている人は、よけいにやってしまいます。
 
 
こころのブレーキが壊れている人が、大住小学校の中にいるとしたら、それを修理しなければなりません。この「こころのブレーキ」は自分で修理することができます。
 
友だちの悲しそうな様子やさびしそうな態度に気づいて、反省して次から気をつければ、修理は終わります。

 今、自分のしていることや、言っていることを少しふり返ってみましょう。
ふり返って反省することが「こころのブレーキ」の安全点検です。

 「こころのブレーキ」の安全点検は、誰もがしなければなりません。
 そして、よく効く「ブレーキ」にしておかなければなりません。

 今日は、じぶんの「こころのブレーキ」を点検してください。


09:38