『幸せな学校』をめざして
京田辺市立大住小学校
校 長 半田 和弘
ようやく暖かい春の日差しが差し込み、校庭の桜も美しく咲きそろいました。4月は、出会いと別れの季節です。旧6年生が本校を去り、明日の入学式で新1年生を迎えることとなります。本日、始業式を終え、それぞれ子どもたちは進級し、学級も変わり一つ上の学年となりました。また、担任が変わった子どもたちも多くあります。今まで違う環境になりますが、今日、子どもたちの元気な姿を見て安心しました。
本年度より、隣の大住中学校から校長として赴任いたしました半田和弘(はんだ かずひろ)と申します。2年前に教頭として本校にお世話になり、子どもたちとも顔見知りの児童がたくさんいます。子どもたちとの直接的な触れ合いは少なくなるかもしれませんが、可能な限りかかわっていきたいと思っています。
始業式では子どもたちに、『みんなが幸せと思える』学校にしたいと話をさせていただきました。そのためには、次の3つを約束してほしいとお願いしました。
1 何事もあきらめず、最後まで努力しよう。
2 仲間を大切に、自分を大切にしよう。
3 あいさつを自分からしよう。
子どもたちが成長するには、これらの3つはとても大切です。勉強や運動に全力を尽くすことで、達成感を味わうことができます。達成感があれば、次のステップへと挑戦できるはずです。他人を大切にできる人は、きっと自分も大切にできるはずです。子どもたちがお互いに尊重し心を成長させなければ、自分の成長はありません。そして、人間関係の基本は「あいさつ」です。自ら声を出して、気持ちよく生活できるような人間であってほしいと思います。ぜひ、ご家庭でもご指導いただければ幸いです。
末尾になりましたが、保護者・地域の皆様におかれましては、日頃より本校の学校教育活動にご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございます。本校は開校以来、保護者・地域の皆様とともに歩んでまいりました。『幸せな学校』は子どもたちだけではなく、保護者や地域の皆様、そして教職員が幸せを感じられる学校でありたいと思います。至らぬ点も多々あるとは思いますが、教職員一同、全力で取り組みますので、今後もご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。
学校便り『月読み』4月号から