日誌

福祉体験学習(3年生)

 8月30日(金) 3年生対象に福祉学習の一環として京田辺市社会福祉協議会の方に講師に来て

いただいて「防災」に関する体験学習を行いました。

 まず、災害や防災に関する問題やクイズを通して災害等について学習しました。例えば(1)地

震の震度は何段階(10段階)(2)地震は年間どれくらい起こっている?(令和5年日本 2227回)

(3)地震が発生したとき避難したらよい場所は?(ガソリンスタンド)(4)エレベーター内で

地震が起きたら?(全ての階のボタンを押し、開いた階ですぐに出る)(5)駅のホームで起きた

ときは?(止まっている電車があれば乗って避難する)などでした。

 次に、実際に阪神淡路大震災などを経験された方へのアンケートなどをもとに作成された防災カ

ードゲーム「なまずの学校」にグループに分かれて取り組みました。いろいろな状況下で、その状

況を解決するのにもっともふさわしいと思うカードを3枚選びます。例えば(1)災害の時に必要

だと思うもの(2)避難場所が寒いとき何を持っていく(3)公園で安全に焚火するために必要な

もの、などの問題をグループで話し合って意見を交流しました。その中でも、講師の方に、寒さを

しのぐときにカーテンがあれば外して包まる、ガムテープは長時間燃えるので暖を取るのに有効な

ことなどを聞いて、子どもたちからは「えー!」と感嘆の声が上がっていました。また、災害非常

食や防災グッズを入れた防災リュックなどの備蓄品も展示していただき、子どもたちは興味深く手

に取って見ていました。最後に講師の方から今回の学習をしっかり頭に入れ、災害時に自分で考え

て安全に行動できるように、そして、自分の命は自分で守り、お互いに助け合いながら行動してほ

しい、というお話しで体験学習が幕を閉じました。

 現在も非常に大きな勢力の台風が来たり、先ごろの九州での地震で南海トラフ地震についても注

意喚起されたりしています。災害は、いつ何時やってくるかわかりません。常に防災についての意

識を持つことが大切です。ご家庭でも緊急時の避難場所、避難経路、連絡方法、備蓄品などについ

て話し合われ、確認していただければと思います。