平成２６年度の出発にあたって

　桜の花が咲き誇り、春本番の好季節を迎えました。今日から平成２６年度 新年度が始まりました。

　この４月１日には教職員人事異動があり、橋本　操先生以下、７名の先生方が大住小学校を後にされ、新たに３人の教職員の着任がありました。前任の先生方同様、よろしくお願いいたします。

　今年度は271名(入学児童含む)となり、全校で１３学級（特別支援学級 １クラス 、 １～６年各２クラス）のスタートとなりました。昨年度と同様、よりきめ細かな指導を行うよう、３年生と５年生では少人数学級制度を取り入れ、総勢２３名の新たな教職員体制のもとで大住小学校の教育をさらに充実してまいりたいと考えております。保護者、地域の皆様方には、一層のご理解とご支援をお願い申し上げる次第です。

　さて、本校では今年度も本校教育に「生き生き　はつらつ　命かがやく　大住っ子の育成」を掲げ、教育方針の柱として「質の高い学力の充実・向上」「認め合い高めあう望ましい集団の育成」「自尊感情を高める学級・学年経営」を掲げています。そして、本日の始業式で子どもたちへ「気持ちの伝わるあいさつをしよう」「みんなで心を一つにし、力を合わせて　勉強や運動や行事に取り組もう」「互いの良いところを認め合って、一人一人を大切にしよう」を目指し、「みんなにとってより良い大住小学校を築いていこう」といったことを話しました。特に今年度は、全学年で学級の再編制（クラス替え）を行っていますので、互いに支えあう望ましい集団づくりにも力を入れてまいりたいと考えております。始業式で進級した喜びと、これからの学校生活への大きな期待に胸躍らせる児童を前に、改めて学校教育の役割と責任の重さを痛感しているところです。

　子どもたちを取り巻く今日的な状況は、確かな学力、豊かな人間性、健康や体力などの面で課題も多くみられます。また、子どもたちの良好な人間関係、望ましい集団づくり、安全で安心できる学校と地域社会についてもその構築が求められています。

　これら多くの課題の解決については、これまで同様に全教職員で組織的、主体的に取り組んでまいりたいと考えております。また、そのためにも、学校・学級担任と保護者やご家族の皆さんとの連携・協働、子どもたちが暮らす地域社会の皆様方のご支援をいただくことが何より重要であります。校長以下、全教職員が力を合わせ大住小学校の教育の充実発展にまい進して参りたいと思いますので、今年度もより一層のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。　

校 長　　谷口　史人