いくつかの原因が考えられますので、下記の項目を確認してください。
　
　確認事項
　　・テレビの音量が小さすぎる、又は０になっていませんか？
　　　→テレビの音量を上げてください

　　・パソコンの音量が０になっていませんか？
　　　→パソコンの音量を上げてください

　　・音声ケーブルは抜けていませんか？
　　　→タブレットPC側とテレビ側を確認してしっかりさし込んでください

　　・タブレットPCの出力端子（ヘッドホンの絵の方）にケーブルがささっていますか？
　　　→入力端子（マイクの絵）にささっていた場合は、出力端子（ヘッドホンの絵）に差し込んでください

　　・ケーブルは断線していませんか？
　　　→別の音声ケーブルと交換してください

　上記の項目に当てはまらない場合は、情報教育推進室まで連絡してください。

　大型テレビにタブレットPCをRGBケーブルで接続しただけでは、パソコンの画面をテレビに表示できません。

　接続した状態でパソコンのキーボードで「Fn」キー＋「F10」キーを押してください。

　そうすると、キーを押すたびに、パソコン画面のみ→テレビ画面のみ→パソコン・テレビ画面両方の順番で表示されます。

　※「Fn」キー＋「F10」キーは画面の認識に少し時間がかかりますので、一回押すごとに画面が切り替わるのを待ってください

　「Fn」キー＋「F10」キーを押しても画面が切り替わらない時は、RGBケーブルが断線、又は抜けていないか（パソコン側とテレビ側両方）を確認してください。

　上記の方法でも映らない場合は、情報教育推進室まで連絡してください。

書画カメラは２種類のケーブルで大型テレビと接続する機能があります。

パソコンと同じRGBケーブル（１５ピンの青色のコネクタ）を使用する方法
ビデオデッキ同じRCAピンケーブル（黄色のコネクタ）を使用する方法

の２種類があります。

【原因　１】　接続するコネクタを間違えている
　パソコンと同じRGBコネクタを使用して大型テレビに映そうとした場合、L-1exからの映像をテレビへ出力するコネクタではなく、L-1exへ映像を入力するコネクタに接続している場合があります。
　大型テレビに映像を表示したい場合は「RGB OUT（コネクタに向かって左側）」にケーブルを接続してください。


【原因　２】　出力先の選択を間違えている
　どちらのコネクタを使用するのかの切り替えスイッチが本体側面についています。
　電源コンセントやRGBコネクタが並んでいる側から見て右側面（SDメモリソケットの右隣）に切り替えのスライドスイッチがあります。

　RGBコネクタで大型テレビと接続している場合：液晶プロジェクタのアイコンの方にスライドする
　RCAピンコネクタで接続している場合：テレビのアイコンの方にスライドする

これで表示できるようになるはずです。

原則的に、書画カメラで撮影した画像だけが表示されます。
特定メーカーのカメラで撮影した映像が表示できないことを確認しています。

詳しいことは情報教育推進室にご相談ください。

　職員室の貸与パソコンで作成したファイルやデータは職員室のファイルサーバに保存されます。このファイルサーバに保存されたデータはセキュリティポリシーで、職員用ネットワーク以外（たとえば普通教室やパソコン教室）のパソコンからは利用できなくしています。
　しかし、タブレットPCで資料を使う方法は２つあります。

【方法　１】　USBメモリなどの外部記憶媒体に保存する方法
　一般の貸与機ではUSBポートは書き込み禁止設定になっていますが、管理職機では書き込み制限を緩和しています。
　持ち出したいデータファイルをいったんマイドキュメントに保存してください。そして、そのデータファイルを教頭先生か校長先生にお願いして、管理職機からUSBメモリなどの外部記憶媒体に保存してもらってください。なお、個人情報が含まれないデータに限られます。

【方法　２】　USBキー（SASTIKⅢ）を使用する方法
　USBキーは外部のネットワークからでも職員室のファイルサーバを利用できますので、資料をマイドキュメントに保存しておく必要があります。
　USBキー（SASTIKⅢ）は希望者にのみ貸与されますので、希望される方は借用申込用紙へ必要事項を記入の上、情報教育推進室へ提出してください。

　なお、タブレットPCにはMicrosoft OfficeのViewerしかインストールされていません。表示機能しか持ちませんので、資料自体を加工することや編集することはできません。タブレットパソコンのペン機能を利用して、電子黒板のように画面に書き込むことは可能です。

各教室に導入した大型テレビにはSDカードスロットが装備されていますが、動画を再生する機能は搭載されていません。

デジカメで撮影した静止画のみ表示できます。

　また、撮影した写真が多数ある場合は、添付のリモコン装置がなければ、写真を選択する捜査が難しいので、リモコン装置を大型テレビと一緒に保管してください。

　パソコンは案外、丈夫にできています。高いところから落としたり、床に叩きつけたりして、物理的に大きな衝撃を与えると壊れますが、普通に使っている限り、めったなことでは壊れません。パソコンを使っているといろいろなエラーメッセージが出ることがありますが、エラーメッセージはパソコンが壊れたから出るのではありません。
　パソコンが壊れたように見えるときや、キーボードやマウスの操作を受け付けなくなったとき、またエラーメッセージが出たときは、情報教育推進室に連絡してください。そして、その直前にどういう操作をおこなってからそうなったかを、落ち着いて振り返ってください。

　 「パソコンが起動しません」といわれても、それだけでは、どういう状態かわかりません。たとえば、
　１．電源スイッチを入れても何の反応もない場合
　２．反応はあるけれど、すぐに止まってしまう場合
　３．起動が進んでから止まってしまい、それ以上は先に進んでくれない場合

　それぞれ原因は違います。

電源が入らない場合の多くの原因は、
　・本体の「マスター電源スイッチ」がオフになっていた時
　・ACアダプタに電源を供給しているテーブルタップが壁コンセントから抜けていた
など、思わぬ原因があるものです。

　もう一度電源コンセントをたどってもらうと原因がわかるかもしれません。

　これ以外の「起動しません」は、情報教育推進室に連絡してください。

　買ってきた（あるいはダウンロードした）ソフトをパソコンの中に移し変えて、いつでも使えるようにすることを「インストール」といいます。「セットアップ」ともいいます。ほとんどのソフトはこのインストールの作業をしないと使えません。
　配布したノートパソコンに新しいソフトをインストールしたいときは、サポート外作業申込書に記入して、情報教育推進室に連絡してください。　

　「○」がオンのように思ってしまいますが、 「｜」の記号がオン、「○」の記号がオフを表しています。
　家庭にある電化製品の電源スイッチもすべて同じです。この記号は2進数で状態を表すときのオン（1）とオフ（0）からきています。

　 「ユー・エス・ビー」と読み、ユニバーサル・シリアル・バス（Universal Serial Bus）の略です。
 
　プリンタやマウス、デジカメなど周辺機器をパソコンにつなぐための規格で、高速で信号をやりとりできるのが特長です。

　パソコン側のコネクタは「平べったい差し込み口」の形状(Type A)です。
　接続相手である機器側のコネクタは、四角い形(Type B)や、パソコン側のコネクタより小型の形状(ミニBやマイクロB)など数種類あります。
　USB1とUSB2の規格では同じ形状のプラグが使用されていました。

　最近はUSB3.0規格の製品が販売され始めています。パソコン側のコネクタはUSB1/2/3の３つの規格のケーブルや機器に対応しています。２０１１年１０月現在、京田辺市教育委員会から各学校に貸与している機器はUSB3.0規格に対応していません。

　カミナリには要注意です。
　カミナリが鳴っていると、屋外の電線や電話線、アンテナ線などに瞬間的に異常電流が流れることがあります。これが「カミナリサージ」と呼ばれるものです。
　学校内のパソコンもコンセントにつないでいると、このカミナリサージの影響を受け、こわれてしまうことがあります。テレビやエアコン、電話機やファクスがやられることもありますので、注意してください。

　もし、配布したノートパソコンにパスワードがなければどうなるか、想像してみてください。 
  　職員室の机の上においてあるノートパソコンは、スイッチを入れるだけで起動し、だれでもWindowsにログオンできます。そればかりか、ファイルサーバにアクセスすることもできますから、みんなが作ったファイルやデータの中身を見るのはもちろん、コピーを手に入れるのもかんたんです。それでは困ります。  
  　パスワードはカギの働きをします。ドロボウから自宅を守るのと同じように、情報にもカギが必要です。

  「パソコンがフリーズした」というのは「パソコンを動かしている基本ソフトが動作しない」という意味だと思います。
　使っているソフトが動作しない（フリーズする）のと、使っているソフトの土台である基本ソフトが動作しないのとは違います。使っているソフトの1つが動作しなくなってもマウスは動きますが、基本ソフトが動作しなくなるとマウスも動きません。
　じつをいうと、パソコンを意識的にフリーズさせるのはとても難しく、研修などでフリーズした画面を実際に見てもらうことはなかなかできません。とくに、配布したノートパソコンに入っているWindows（WindowsXP Professional　SP3　と　Windows7　Professional　32Bit版）は安定していることで定評があります。
　もしパソコンのフリーズに遭遇したら、情報教育推進室に連絡してください。

　OSというのは「Operating System」を略したものです。配布したノートパソコンに入っているWindowsXP Professional　SP3やWindows 7は配布したノートパソコンのOSです。
　ワードやエクセルなど普段使っているソフトは「アプリケーションソフト」と呼びます。OSはこれらのアプリケーションソフトを動かす土台であり、またいろいろな周辺機器を接続するための環境整備をおこなってくれるため、「基本ソフト」と呼ばれます。

富士通製の「FMV-A8270」という機種です。本体の機器構成は購入時に指定できる「法人向け」製品です。そのため、CD-ROMドライブなどを内蔵していません。
　http://www.fmworld.net/biz/fmv/lifebook/0810/a8270/spec.html

　ノートパソコンには内蔵バッテリーが入っているので、コンセントからACアダプタ経由で電源を供給しなくても使うことができます。ノートパソコンのカタログには、内蔵バッテリーだけで使えるのは「約１.4時間」と書かれています。実際にはもう少し短いでしょう。
   http://www.fmworld.net/biz/fmv/lifebook/0810/a8270/spec.html
 
　内蔵バッテリーだけで使用していて、内蔵バッテリーの蓄電容量がなくなりかけると、警告が表示されます。そのときはACアダプタを使用して電源を供給してください。内蔵バッテリーがなくなると、せっかくの作業が無駄になってしまうことがあります。

　電源が切れたのではありません。入力が何もない状態だと、15分後にモニターの電源が切れ、30分後にハードディスクの電源が切れるよう省電力の設定をしています。画面が真っ暗になったのは、そのためです。
　まずShiftキーを押してください。それで画面が表示されればOKです。
　表示されなければ、省電力モードになっています。省電力モードから元の状態に復帰させるためには、起動ボタンを軽く押してください。このとき起動ボタンを長く押し続けると、再起動してしまうので、1回だけ軽く押します。
　起動ボタンの左側にある液晶インジケータ画面に、ハードディスクが動き出したことを伝える、ハードディスクのマークが表示されるはずです。そのまましばらく（30秒～1分）待っていると、元の画面かログオン画面が現れます。時間がかかりますが、待っていてください。
　ログオン画面が出た場合、自分のパスワードを入力すると、元の画面に戻ります。

サイズは15.4型ワイドです

　マニュアルをすべて読んでおく必要はありませんが、疑問があれば、ご自分で調べてください。ノートパソコンの操作マニュアルはメーカーである富士通のホームページで公開されています。機種名はFMV-A8270です。

   

製品ガイド

機器の取り付け、ソフトウェア、トラブルシューティングなどの内容が記載されています。
　http://www.fmworld.net/biz/fmv/support/fmvmanual/0810-0903/pdf/B5FJ9191.pdf

取扱説明書

パソコン本体に添付されている紙のマニュアルをPDF化したものです。主にセットアップ、リカバリ（どちらも先生方に行っていただく作業ではありません）について解説しています。
　http://www.fmworld.net/biz/fmv/support/fmvmanual/0810-0903/pdf/B5FJ9341.pdf

　どちらもPDFファイルです。PDFファイルを読むためのソフトはノートパソコンにインストールされています

　かならずしも作業が終わるたびに、毎回ノートパソコンをシャットダウン（終了）する必要はありません。
　Windowsをシャットダウンせずノートパソコンのふたを閉じると、モニターが一時的に切れるだけで、ふたを開けるとすぐに再開することができます。
　しかし、ふたを閉じている時間が長くなると、省電力の設定によって15分後にモニターの電源が切れ、30分後にはハードディスクの電源も切れます。そうなってから作業を再開するときは、起動ボタンを軽く押し、元の状態に復帰するのを待ってください。

　ノートパソコンとともにログインIDとパスワードを配布しましたが、「パスワードを覚えられない」という方はずいぶんいらっしゃるようです。だからといって、ログインIDとパスワードを書いた紙を、机の上の目につきやすい場所や、引き出しの中にすぐに見つかる場所に置いたままにしてあるのは困ります。
　意味のない文字や数字が並んだパスワードに統一したのは、ノートパソコンを使うときのカギにあたるパスワードを誰にも見破られないようにするためです。
　セキュリティと使い勝手はちょうど反比例の関係にあります。使い勝手のよさばかり追求すると、セキュリティは低くなってしまいます。

　2002年度の整備以降、アプリケーション利用記録を採取するソフトを導入し、ノートパソコンをはじめ学校に配布したパソコンがどのように活用されているかについてのデータを集められるようにしました。
　学校に配布したパソコンの稼動状況を把握し、故障診断の参考や次の整備計画に反映させるためです。

　Windowsの画面下のタスクバーの右端にあるスピーカーのアイコンをダブルクリックして「ボリュームコントロール」を起動し、マウスを使って音量を調節してください。
　富士通製のパソコンの場合
　　　「Fn」キーを押しながら「F8」キーを押す　：　音量が小さくなる
　　　「Fn」キーを押しながら「F9」キーを押す　：　音量が大きくなる
 という設計になっています。
　また、ソフトウェアごとにボリューム設定が可能になっている場合がありますので、使用しているソフトウェアの説明書も読んでみて下さい。

　それでも音が出ないときは、テレビやスピーカ側の音量設定、ケーブルを接続しているコネクタが正しいかどうか（スピーカ出力とライン出力を間違えているなど）なども確認してください。

　画面が真っ青になるのは、数多いエラーの中でも「ブルー・スクリーン・オブ・デス（BSOD)」と呼ばれる深刻なものです。このような状態になった場合は、すぐに情報教育推進室に連絡してください。

　マウス・カーソルが反応しなくなった状態には2通りの場合があります。

【１】起動しているソフトのどれかがフリーズした場合
　フリーズしたソフトにマウスの矢印を持っていっても、反応しないので、どのソフトがフリーズしたかがわかります。その場合は次のように操作してください。
　・Ctrl、Alt、Delの3つのキーを同時に押します。
　・「Windowsのセキュリティ」という画面が現れます。「タスクマネージャ」のボタンを押します。
　・タスクマネージャの画面で「アプリケーション」を選びます。
　・「状態」欄が「応答なし」になっているソフトがあるはずですから、それを選んで「タスクの終了」のボタンを押します。
　これで、マウスが反応しなくなったソフトの画面は終了して、応答なしと表示されたアプリケーション名が消えるはずです。
　タスクマネージャを終了して、通常の作業に戻れます。
　なお、応答なしと表示されたアプリケーションを終了できなかった場合、何度か強制終了を繰り返すと終了できることがあります。それでも終了できない場合は、情報教育推進室にご相談ください。 

【２】処理に時間がかかっている場合
　マウスカーソルを移動させるための処理も別のプログラムの計算処理にCPUが忙殺されるくらいパソコンが忙しく動作し、フリーズしたように見える場合です。画像など大きなファイルを扱っている場合、画像処理の種類によって、フリーズしたように見えることがあります。
　この場合は、しばらく時間を置いてから、もう一度様子を見てください。処理が終了して元通りに戻っていれば、フリーズではなかったことがわかります。
　次から同じ処理をする場合、時間がかかることを覚えておいてください。