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今週の2年生 1月31日(金)

毎週火曜日更新を目標にしていますが、遅れてしまいすみません。

先週22日(水)「韓国教員招へいプログラム」は「大成功」で終わったと思います。

25人の韓国人の先生方が、いずれも大変喜ばれて帰路につかれたという話を校長先生から聞いて、私はホッと胸をなでおろしました。正直なところ、「どんな反応をされるのか、本当にこれでいいのだろうか?」と不安な気持ちがありました。

しかし、最後は、「しっかり準備してきたし、それを出し切るだけだ。正解はない。満面の笑みでお出迎えしよう」と割り切って臨みました。2年生のみんなにも、朝学活で、これまでの準備期間に撮りためた写真をモチベーションビデオにして流しました。みんなの気持ちも高揚しているように思いました。

2年生は、給食の時間から韓国の先生方と交流する機会がありましたが、私は2時間目から韓国の先生方に帯同して校内を案内したり、中央公民館に行ったりしました。その中で、休み時間に1年生や3年生の生徒が、控室であるメディアルームにたくさんやってきて「いいなぁ、うちの学年には来んの?」と羨ましそうに言ってる姿を見て、申し訳なく思いました。本当は学校全体でおもてなしできればよかったのですが、、、貴重な機会をいただいた2年生、本当に感謝です

さて、5時間目、6時間目の交流は本当に良かったです。

 

   「伝えたい思いがあれば、言語は国境を越える」

 

互いが、互いを思いやり、何とかして伝えたい、という姿が見られました。そうです。先生が、このプログラムでみなさんに気付いてほしかったのはそういうことなのです。さらに言えば、外国の先生方にそういう行動ができるなら、普段みんなが付き合っているクラスメイトや先生、親や兄弟、姉妹にも同じようにできるとは思いませんか?

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当日、感動した場面。

あるクラスでは、この日に備えて教室を飾り付けたり、合唱の練習をしたり、クラス一丸になって、本当によく頑張ってくれました。6時間目の終わり、そのクラスでは最後に合唱をしました。すると、歌いながらある生徒が涙を流しているのです。韓国の先生方と別れるのが悲しかったのかもしれません。みんなで準備してきて、もうこれが最後、と思ったのかもしれません。理由は聞いていませんが、その場面を見て、私は心を打たれました。この子にとって、本当に特別な体験だったんだ、と。こんな素敵な場面にいさせていただいて本当に感謝しています。

 

追記

24日(金)に振り返り学習をしました。その中で、今回のプログラムをどのようにとらえているか、というものがありました。何と97%の生徒が「とてもよかった」、「よかった」と感じていることがわかりました。本当に大成功です。2年生の団結力もさらに高まりました! 

 

生徒のみなさんありがとう、学年・学校の先生方ありがとう、そして、今回のプログラムを主催していただいたユネスコ・アジア文化センターのみなさん、本校を訪れてくださった韓国の先生方、本当にありがとうございます。学年主任として、本当に嬉しい一日でした。                           by  学年主任