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2024年12月の記事一覧

12月9日(月)

12月8日(日)に第12回小論文グランプリの表彰式が行われ、個人作品の部 優秀賞受賞と文集の部 優秀賞をいただきました。

小論文グランプリ 文集の部では、第7回から連続で、「優秀賞」「最優秀賞」をいただいています。

年により、提出する学年は様々ですが、2・3年生で小論文に取り組んでいます。自分の日々の学校生活や学習で不思議に思うことや問を論をもって解決していく過程を文章にしていきます。

今年は取組の時間数の関係で、オール2年生で臨みました。

さまざまな視点からの問と自分なりの解。そこにはもちろん根拠となるデータや体験を交えて問題解決をしています。

個人の部で優秀賞をとった作品は「翻訳作品の違和感」と題して、論じていました。きっかけは小学生の時に読んだ「スーホの白い馬」と中学校の英語の教科書に載っていた「スーホの白い馬」が少し違う感じがして、違和感があったそうです。

彼女は、外国語を日本語に訳しても「必ずしも原文と同じように伝わるとは限らない、そして伝えようとしたことが伝わりきらないこともあることが違和感の正体ではないか」と仮説をたて、いくつかの例を出し、その根拠から、言語はその地域の文化や思想と深いつながりがあるもの。それが言語の魅力であるとして、だからこそ翻訳に頼るのではなく、自分から文化と共に言語を学ぶことでよりその作品のよさを感じることができるのではないかと解を出しました。

この作品以外にも、「言語と文化」「かけ声」「食事」「刺繍」「発信する力」「安楽死」など様々な視点とテーマで論じる作品がありました。視点や題名の工夫を評価していただいたようです。

 

また12月の人権週間のスタートに合わせて、夏休みに取り組んだ人権作文に対する感謝状をいただきました。

夏休み中に、人権に関する思いを文章にしました。

田辺中学校では国語科を中心に、書くことの大切さを伝え、どうやったら自分の考えが相手に届くのかを考え、書く練習をしています。

この賞状はそうした取組での生徒の努力を評価してもらったものです。

今後も、身の回りのあることに着目して自分の考えを伝えていけるようにしましょう。

 

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今週の2年生 12月6日(金)

本日は、思春期保健相談士の廣澤 真奈巳 さんをお招きして、「人との付き合い方について考える」をテーマに、講演をしていただきました。

「自分を大切にすることで、他人も大切にできる」ということをおっしゃっていました。

これは、学年スローガンの「一人ひとりが主人公。自分の得意分野で輝こう」とも共通した考えで、昨年度から何度もみなさんに伝えていることですね。

また、みなさんの事前アンケートから抽出された意見で、「彼氏、彼女の付き合い方」として「毎日電話やLineをする」というものが多かったのには驚きました。物心ついた時からスマホが身近にあった人が多い世代だと思いますが、毎日連絡を取るのはしんどくないのかなぁ、と感じてしまうのは、私が昭和に生まれた人間だからでしょうか?

異性と付き合う、もしくは付き合いたい、という思うことは、何も変なことではありません。しかし、付き合い方はしっかりと考えないと、「依存」関係になってしまうと思います。適度な距離感を大切にし、まずは自分を第一に考え行動できる人間になってくれることを、先生は思っています。 by 学年主任

 

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12月4日(水)田辺中ブロック授業公開

本日は、田辺中校区の小学校の先生方全員が来られて、田辺中学校の授業を参観されました。

授業のない生徒は給食終了後、終学活をして下校となりましたが、なつかしの小学校の先生たちを見つけては、「〇〇先生や~」「何してるん~?」と嬉しそうに言葉を交わしていました。

みんなの成長している姿、頑張っている所を見せることができたかな、と思います。

授業参観の後は、体育館で、田辺中学校の教育活動の取組を報告したり、各小学校での取組を報告したりして交流を図りました。

京田辺市の小中学校で交流を図り、9年間にわたって連携することができれば、よりよい教育活動になっていくと思います。

本日授業参観で5時間目の授業を行ったクラスは、来週11日は給食終了後、終学活をして下校となります。

 

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先週の2年生 11月26日(火)

この日は、瀧本株式会社さまをお招きし、身だしなみセミナーを実施していただきました。

 〇 人の第一印象は3秒~10秒で決まる。

 〇 その要素の55%は視覚情報である。

という内容から始まり、「制服を着ることの目的」、「制服のデザイン」、「制服をきちんと着用するために」などを教えていただきました。

これらのお話の中で、私は、田辺中学校の生徒には、「代表性」という部分を意識してほしいと思いました。「代表性」とは、制服を着用することで、他の人から「田辺中学校の生徒」という認識をされるということです。自分一人の行動が、田辺中学校全体の評価につながります。そのことを意識できていない人が多いのではないかと思います。

「なんでスカート短くしたらあかんの?誰にも迷惑かけてないやん」という声をよく聞きますが、上の「代表性」が1つの答えです。プライベートでやる分には自己責任で通りますが、学校は小さいとはいえ公的な空間です。まして通学路は言うまでもありません。

きちんとした振る舞いをして、田辺中学校の一員であるという誇りを持ってほしいと思います。また、受験や学校行事のときにだけきちんとしようとしても、普段と違う様相からは違和感が生じます。本番で力を発揮するには、普段からそれを「普通のこと」としてこなしておくことが大切です。追い込まれた状況でも、真価を発揮できる人間になってほしいと思います。そのためにも、きちんとした制服の着こなしは必須だと、私は思います。  by 学年主任

                                              

終わりのあいさつの様子

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