3年生は、11月25、26日に「四つの部屋」という人権学習をしました。
「四つの部屋」とは、質問に対して「そう思う」「どちらかというとそう思う」「どちらかというとそう思わない」「そう思わない」の4つの部屋に分かれ、そこで自分はなぜそう思ったのかの意見を交流しました。
この学習は、自分の考えを持ち、自分と周りの人との考えの共通点や違いに気付き、色々な考え方や感じ方があることを知ってもらうために行いました。
「一番大切なものは、友達である」という質問に対して、「そう思う」部屋を選んだ子は、「一緒に遊べて楽しいから」「友達がいるから喧嘩もできるし遊べるから」という考えを持っていたり、「そう思わない」部屋を選んだ子は、「自分の命がないと友達も大切にできないから」「家族の方が友達に言えないことも言えるから」という考えを持っていたりと、みんな友達の発表に対して、うなずいたり驚いたりと反応しながら聞いていました。
ふり返りの時間では、「意見は人それぞれ、お互いが認め合うことが大事」「友達の考えにいつも乗っかっちゃうけど、みんなの意見を聞いて自分の意見を持つことが大事だと思った」「自分が当たり前のことでも、それを違うと思う人もいるんだ」「友達と意見が違ってもいいんだ」など、友達との考えの違いや共通点に気付くことができました。
今回の学習を踏まえて、これからも自分の考えを持ちながら、友達の考えを尊重し認め合える関係を築いていってほしいと思います。
